# 押すものを六つから一つに絞った：初めての人は、どれを押せばいいか分からなかった

> タイトル画面に押せるものが六つ並んでいた。初めての人に必要なのは最初の一歩だと考えて一つに絞った。iframeで保存が消える問題と、画面を離れたら止まる直しも含めた記録。

- URL: https://koshinstudio.com/notes/first-visit/
- 公開: 2026-10-08
- 書いた人: Koshin（https://koshinstudio.com/about/）
- サイト: Koshin Studio

  English version (https://koshinstudio.com/en/notes/first-visit/)

すし積む 開発の記録 ／ 2026年10月

  すし積む (https://koshinstudio.com/works/sushitsumu/)のタイトル画面には、押せるものが、六つ並んでいました。初めて開いた人は、どれを押せばいいか、分からない状態です。ゲームポータルに出すにあたって、「初めての人が、まず何を押すか」を、一つに絞りました。そのときに一緒に直した、保存が消える問題と、画面を離れたときの問題も、コミットの記録で書きます。

## ポータルに出すと、何で測られるか

  コミットによると、出すことにしたポータル（CrazyGames）には、まず、限られた客層に二週間だけ出す試用の段階（Basic Launch）があります。次の段階（Full Launch）に上がれるかどうかは、その間の、次の三つで決まるそうです。

- 遊び始めた人の割合

- 平均の遊んだ時間

- 戻ってくる人の割合

  広告は、この試用の間は無効なので、いま効くのは、これだけです。つまり、「開いた人が、遊び始める」「また来る」の二つを、設計で良くする必要がありました。

## 押すものを、一つに絞った

  タイトルには、「遊ぶ」「お品書き」「番付」「図鑑」「言葉」「あつかい」の六つが並んでいました。初めての人には、どれも同じ重さに見えます。そこで、こう並べ直しました。

- 「遊ぶ」を、大きく、一つだけ置く。

- 「お品書き」は、細い二番手に。

- 番付、図鑑、言葉、あつかいは、下の細い一行に、畳む。

  番付と図鑑は、「戻ってくる理由」にはなりますが、初めてのときの、最初の一歩にはならない、という判断です。

## 二度目からは、続きがあることを見せる

  高得点と、図鑑の埋まり具合を、タイトルに出します。ただし、初めての人には出しません。0 点、0 種と見せても、意味がないからです。

## ポータルの中では、保存が消える

  ポータルは、別のドメインの iframe（枠の中）で、ゲームを動かします。ブラウザによっては、この中では、端末への保存（localStorage）が塞がれていて、高得点も、図鑑も、毎回消えます。

  ポータルが用意している保存の棚（CrazyGames の Data Module）があれば、そちらに保存して、無ければ、これまでどおり、端末に置く形にしました。ポータル側の部品は、あとから届くので、見つかるまで、毎回探します。

  確かめ方は、偽の保存の棚を差し込むことでした。棚があるときは、そちらに書いて、端末側には書かない。端末への保存が、エラーを投げる環境でも、起動して、遊べる。

## 画面を離れたら、止まる

  それまでは、別のタブに移ると、締切だけが進んで、戻ったときには、もう終わっている、という作りでした。裏に回ったら、一時停止して、音も止めるようにしました。実際に、画面が隠れたときの出来事（visibilitychange）を起こして、止まること、1.5 秒放っても点が動かないこと、続けると戻ることを、確かめています。

## 確かめたこと

- 14 言語すべてで、iPhone SE の画面に収まる。

- 7 つの画面 × 3 言語で、縦横比 9:16 が崩れない。

- 通しプレイ二本（日本語 163 手、英語 263 手）が、60fps、エラー 0 件。

## 分かったこと

> 初めての人に必要なのは、選択肢ではなく、最初の一歩。

- 「戻ってくる理由」と「最初の一歩」は、別のもの。番付も図鑑も、価値はあります。でも、初めての人が、最初に押すものではありません。

- 保存は、動く場所によって、使えないことがある。手元で動いたことは、枠の中で動くことの保証になりません。

- 画面を離れたときの動きも、設計に入れる。作る側は、ずっと見ている前提で作りがちです。

  この記事は、コミット（2026年9月7日）の記録から書きました。ポータルの審査の条件は、コミットの記述によります。このあと、このゲームは審査に落ちています（CrazyGames に落ちた (https://koshinstudio.com/notes/crazygames/)）。

  この話に出てくるもの

- すし積む（作品ページ） (https://koshinstudio.com/works/sushitsumu/) — 落ち物パズルのゲーム

- CrazyGames に落ちた (https://koshinstudio.com/notes/crazygames/) — このあとの、審査の記録

  遊ぶ (https://koshinstudio.com/play/sushitsumu/)作品ページへ (https://koshinstudio.com/works/sushitsumu/)
