# 「これベイブレードじゃん」が、関門を入れても戻ってきた：弾いた値が、別の形で漏れた

> 「商品名に玩具の名前があれば作らない」関門を入れても、AI が返す商品名から玩具の名前が消えて、すり抜けた。判定を告知の本文に移し、「カードゲームの語が 1 つも無いときだけ」弾く条件にした。

- URL: https://koshinstudio.com/notes/leaked-value/
- 公開: 2026-10-17
- 書いた人: Koshin（https://koshinstudio.com/about/）
- サイト: Koshin Studio

  English version (https://koshinstudio.com/en/notes/leaked-value/)

トレカダッシュ 開発の記録 ／ 2026年9月

  iOS アプリ「トレカダッシュ (https://koshinstudio.com/works/torecadash/)」には、「これ、ベイブレードじゃん」という報告が、3 件来ました。トレーディングカードの情報を集めるアプリなのに、玩具のベイブレードが、商品として登録されていました。

  9 月 6 日に、「商品名に玩具の名前があれば、商品を作らない」という関門を入れていました。それなのに、また出てきました。この記事は、弾いたはずの値が、別の形で戻ってきた話です。

  数字は、2026 年 9 月 6〜11 日の作業の記録から書いています。

## 関門を入れたのに、商品名から玩具の名前が消えていた

  お店の告知は、こういうものでした。

  おもちゃ新製品 ベイブレードX
①CX-19 ランダムブースター クロコレッドセット
②CX-00 ディガレイジ FT3-60T
  ここから、AI が商品名を作ります。作られた商品は、こうでした。

  「CX-19 ランダムブースター クロコトレッドセレクト」
「CX-00『ティガレイジ』FT3-60T」
  どちらも、「ベイブレード」の語がありません。関門は、商品名に玩具の名前があれば弾く作りでした。ところが、AI が返す商品名から、玩具の名前が消えていたので、関門を、すり抜けました。弾いた値（玩具の名前）が、別の形（名前の無い商品名）で、戻ってきたのです。

## 直し方：判定を、商品名から、告知の本文へ

  判定を、商品名ではなく、告知の本文に移しました。本文には、玩具の名前が、そのまま書かれています。

  ただし、「玩具の名前がある、なら弾く」にはできません。お店の告知には、「【ベイブレード】【ドラゴンボールカードゲーム】」のように、玩具とカードゲームを、並べて書いたものがあります。弾くと、本物の抽選が、消えてしまいます。そこで、「カードゲームの語が、1 つも出てこないときだけ」弾く、という条件にしました。

  実データで数えると、こうでした。

    調べたこと | 件数

      玩具の名前に触れる記事 | 44

      そのうち、条件に当たる（カードゲームの語が無い） | 31

      そのうち、表示中だったもの | 報告の 1 件だけ

      カードゲームの語がある記事（全部、残る） | 13

## 分かったこと

> 弾いた値は、別の形で戻ってくる。値の行き先を追う。

- 関門を足したら、弾いた値が、どこへ漏れるかを追う。商品を作らせなくしても、題名や別の項目に残ります。

- 判定は、材料の元に近い所で行う。AI が加工した商品名より、元の告知の本文のほうが、確かです。

- 「ある」だけで弾かない。併記があるので、「ほかの語が 1 つも無いとき」に限ります。

- 弾く条件は、実データで、残るものを数える。13 件が残ることを、確かめました。

  この話に出てくるもの

- トレカダッシュ (https://koshinstudio.com/works/torecadash/) — トレカの抽選・予約・先着の情報を集める iPhone アプリ

- 本物の抽選を、静かに捨てていた 4 つの実例 (https://koshinstudio.com/notes/silent-discard/) — 弾く判定の失敗の実例

- 商品のジャンルを、公式カタログで直した (https://koshinstudio.com/notes/genre-from-catalog/) — ジャンルの取り違え

- 公式の一覧から、「作品名だけの商品」が 393 件できていた (https://koshinstudio.com/notes/catalog-seed-393/) — 商品名に関する別の失敗
