# 英語表記とカタカナ表記は、1 文字も重ならない：正しい照合 42 件を、指紋の関門が却下していた

> 相場の紐付け率が 39% に低下。相場のサイトに商品はあったが、自社の英語表記とカタカナ表記では指紋が一致せず、26 時間で 42 件が却下されていた。関門は弱めず、この照合だけに狭い 2 つ目の判定を足した。

- URL: https://koshinstudio.com/notes/transliteration-gate/
- 公開: 2026-10-17
- 書いた人: Koshin（https://koshinstudio.com/about/）
- サイト: Koshin Studio

  English version (https://koshinstudio.com/en/notes/transliteration-gate/)

トレカダッシュ 開発の記録 ／ 2026年8月

  iOS アプリ「トレカダッシュ (https://koshinstudio.com/works/torecadash/)」は、商品ごとの相場を、売買の実績があるサイトから取ってきて、定価と並べて表示します。ところが、健全性のチェックに、こう出ていました。

  相場の紐付け率が低下: 177 / 449 件（39%）
  「新しい弾は、まだ相場のサイトに無いから、仕方ない」で、済ませることもできました。しかし、実際にそのサイトで検索してみると、商品は、ちゃんと存在していました。この記事は、その本当の理由と、直し方の記録です。

  この記事は、2026 年 8 月 24 日の作業の記録から書いています。

## 相場のサイトに、商品はあった

  自社    拡張パック「30th CELEBRATION」
相場側  ポケモンカードゲーム MEGA 拡張パック「30周年 セレブレーション」ボックス（存在する）

自社    QUARTER CENTURY TRINITY BOX
相場側  遊戯王 OCG デュエルモンスターズ クォーター・センチュリー・トリニティ・ボックス（存在する）

自社    スタートデッキ 青 クザン【ST-33】
相場側  ワンピースカードゲーム スタートデッキ「青 クザン」（存在する）

## 原因：指紋のチェックが、構造的に成り立たない組み合わせだった

  この照合は、AI が選んだ候補を、コードの側でも、商品名の固有名が、実際に重なるか（指紋のチェック、productNamesShareFingerprint）で、確かめ直しています。これは、2026 年 8 月 8 日の、「無関係な商品を統合してしまう」データ破損の再発防止として入れたもので、これ自体は正しいものです。

  ところが、この相場の照合だけは、突き合わせが、構造的に成り立ちません。自社の商品名は、メーカー公式の英語表記、相場のサイトの商品名は、カタカナ表記であることが多く、文字が 1 つも共通しないからです。

  実際のログ（26 時間）で、42 件が、「指紋が一致しないため却下」されていました。中身を見ると、大半が、正しい一致でした。

    自社 | 相場のサイト

      PHOTON HYPERNOVA | フォトン・ハイパーノヴァ ボックス

      CHAOS IMPACT | カオス・インパクト ボックス

      ROMANCE DAWN【OP-01】 | ブースターパック ロマンスドーン ボックス

      RAGE OF THE ABYSS | レイジ オブ ジ アビス ボックス

      拡張パック「30th CELEBRATION」 | 拡張パック「30周年 セレブレーション」ボックス

  しかも、この 42 件の中に、報告 [111]「相場が安すぎて怪しい」の商品（30th CELEBRATION）が、まさにいました。それ以前に、「抽選の価格が、相場に混ざっていた」問題を直しましたが、そもそも、実勢の相場に紐付けられていなかったという、もう一段深い原因が、残っていたのです。

## 直し方：指紋は弱めず、この照合だけに、2 つ目の判定を足す

  指紋のチェック自体を緩めると、ほかの用途（別表記の登録、商品の重複の統合）まで、一緒に緩みます。元のデータ破損が、再発します。絶対に、弱めません。

  代わりに、相場の照合で指紋が一致しなかった候補に対してだけ、「これは、同じ固有名の、英語表記とカタカナ表記か？」という、一点に絞った、2 つ目の判定を足しました（snkrdunkNamesAreTransliterationMatch）。

- 型番が食い違うものは、AI に聞くまでもなく、却下。（OP-01 と OP-17 など、音がどれだけ似ていても。）

- AI には、「音として、対応しているか」だけを答えさせ、迷ったら、必ず false。「英語版」などの言語の違いは、別の商品として扱わせる。

- 通した分は、必ずログ（「英語↔カタカナの表記ゆれとして一致を確認」）に残し、あとから、実データで検証できるようにする。

## 実データで確かめる：ドライランが先

  「見つからず」という判定には、7 日間のクールダウンがあります。表示中の記事がある商品 148 件だけについて、待ち時間を外して、判定し直させました。一括の書き換えなので、ドライランで件数を確かめてから、実行しました。

## 分かったこと

> 正しい関門が、正しい照合を、構造的に落とすことがある。関門は弱めず、狭い 2 つ目の判定を足す。

- 「仕方ない」で済ませず、実際に探す。商品は、ちゃんとありました。

- 関門の却下を、数えて、中身を見る。42 件の大半が、正しい一致でした。

- 関門は、弱めない。ほかの用途の守りまで、一緒に落ちます。

- 狭い 2 つ目の判定を足す。型番の食い違いは、AI に聞かず却下。AI には、迷ったら false を許す。

- 通した分は、ログに残す。あとから、実データで検証できます。

  この話に出てくるもの

- トレカダッシュ (https://koshinstudio.com/works/torecadash/) — トレカの抽選・予約・先着の情報を集める iPhone アプリ

- 一度だけ生まれた誤字が、店ごとに増えていった (https://koshinstudio.com/notes/typo-catalog/) — 商品名の別の問題

- 商品のジャンルを、公式カタログで直した (https://koshinstudio.com/notes/genre-from-catalog/) — 関門を狭く足した別の例

- 本物の抽選を、静かに捨てていた 4 つの実例 (https://koshinstudio.com/notes/silent-discard/) — 関門の失敗の別の例
