ガチャのコンプリート計算機
全種類そろえるのに、何回・何円かかる?
ガチャを回して、全種類を揃えるには、何回かかるのか。種類数と、すでに持っている数を入れると、平均の回数と、9 割の人が揃う回数、お金にするといくらか、を計算します。コンプリートセットが売っているときの、得か損かも出せます。
例:5 種類を、1 回 300 円で、ぜんぶ集める
- 平均で、約 11.4 回(約 3,425 円)。そのうち、すでに持っている種類がもう一度出る「ダブり」が、約 6.4 回です。
- 半分の人が揃うのは 10 回、9 割の人が揃うのは 18 回、99% の人が揃うのは 28 回。
- ちょうど 5 回(ダブりなし)で揃う確率は、3.84%(5 の階乗 ÷ 5 の 5 乗)です。
早見表:種類の数ごとの回数
ぜんぶ持っていない状態から、全種類を揃えるまでの回数です(この計算機の答え。1 回 300 円なら、右端の金額)。
| 種類 | 平均 | 半分が揃う | 9 割が揃う | 99% が揃う | 平均の金額(300 円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 5.5 回 | 5 回 | 9 回 | 15 回 | 約 1,650 円 |
| 5 | 11.4 回 | 10 回 | 18 回 | 28 回 | 約 3,425 円 |
| 6 | 14.7 回 | 13 回 | 23 回 | 36 回 | 約 4,410 円 |
| 8 | 21.7 回 | 20 回 | 33 回 | 51 回 | 約 6,523 円 |
| 10 | 29.3 回 | 27 回 | 44 回 | 66 回 | 約 8,787 円 |
| 12 | 37.2 回 | 35 回 | 55 回 | 82 回 | 約 11,172 円 |
| 15 | 49.8 回 | 46 回 | 73 回 | 106 回 | 約 14,932 円 |
| 20 | 72.0 回 | 67 回 | 103 回 | 149 回 | 約 21,586 円 |
| 30 | 119.8 回 | 113 回 | 168 回 | 237 回 | 約 35,955 円 |
種類が 2 倍になると、回数は 2 倍よりも、少し多く増えます(5 種類で 11.4 回、10 種類で 29.3 回、20 種類で 72.0 回)。
最後の 1 種類は、いちばん重い
あと 1 種類だけ足りない状態から、それを引くまでの回数です。毎回、その 1 種類が出る確率は 1 / n なので、平均はちょうど n 回です。
| 種類 | 平均 | 半分が出る | 9 割が出る | 99% が出る |
|---|---|---|---|---|
| 5 | 5.0 回 | 4 回 | 11 回 | 21 回 |
| 10 | 10.0 回 | 7 回 | 22 回 | 44 回 |
| 20 | 20.0 回 | 14 回 | 45 回 | 90 回 |
10 種類のうち 9 種類を持っているとき、あと 1 種類のために、平均で 10 回。ただし、9 割の人でも 22 回、運が悪いと 44 回かかります。「あと 1 つだから、すぐ出る」とは、限りません。
コンプリートセットは、いつ得か
セットの値段が、「平均の金額」より安ければ、平均では、セットが得です。ただし、平均より運が悪い人(9 割の人が揃う回数まで回す人)は、平均より大きく払います。たとえば 10 種類を 1 回 300 円で集めるとき、平均は約 8,787 円、9 割の人が揃うまでは 44 回(13,200 円)です。
もう半分持っているときは、話が変わります。10 種類のうち 5 種類を持っていると、残りは平均 22.8 回(約 6,840 円)です。「最初から全部そろえる前提」のセットの値段と、「いま足りない分」の値段は、別に比べてください。この計算機の「もう持っている種類の数」に入れると、その分を出せます。
しくみ
「いま c 種類持っている」とき、1 回で新しい種類が出る確率は、(n − c) / n です。持っている種類が増えるほど、新しいものは出にくくなります。最後の 1 種類を引くのに、平均で n 回かかります。
平均の回数は、n × (1 + 1/2 + 1/3 + … + 1/残りの種類数)。「9 割の人が揃う回数」は、1 回ずつ確率を進めて、揃った確率の合計が 90% を超えた回数です。式を足し引きせず、1 回ずつ進めているので、種類数が多くても、桁があふれません。
計算の正しさは、別の方法でも確かめました。5 種類で、コンピューターで 20 万人ぶんを実際に引かせたところ(平均 11.41 回、半分が 10 回、9 割が 18 回、99% が 28 回)、この計算機の答えと一致しました。
この計算が当てはまらないとき
- 毎回、全種類から、同じ確率で出るという前提です。実際のガチャには、出やすさに差がある機械(出にくい「シークレット」など)もあります。差がある場合、ぜんぶ揃えるには、ここに出る回数より、多くかかります。
- カプセルの入り方が決まっている機械(種類ごとに入っている数が決まっている)は、ダブりが減ることがあります。この計算機は、そういう機械には、対応していません。
- お店や機械によって、値段が違うことがあります。1 回の値段は、自分で入れてください。
- これは、確率の計算です。ガチャで、必ず揃えられるわけではありません。
1 つだけ欲しいとき、天井があるときは、ガチャの当たり確率・天井計算機が使えます。
コンプリートセットを買う場合の話は、メタモンのチャームを買った記事にあります。