ガチャのコンプリート計算機

全種類そろえるのに、何回・何円かかる?

ガチャを回して、全種類を揃えるには、何回かかるのか。種類数と、すでに持っている数を入れると、平均の回数と、9 割の人が揃う回数、お金にするといくらか、を計算します。コンプリートセットが売っているときの、得か損かも出せます。

例:5 種類を、1 回 300 円で、ぜんぶ集める

早見表:種類の数ごとの回数

ぜんぶ持っていない状態から、全種類を揃えるまでの回数です(この計算機の答え。1 回 300 円なら、右端の金額)。

種類平均半分が揃う9 割が揃う99% が揃う平均の金額(300 円)
35.5 回5 回9 回15 回約 1,650 円
511.4 回10 回18 回28 回約 3,425 円
614.7 回13 回23 回36 回約 4,410 円
821.7 回20 回33 回51 回約 6,523 円
1029.3 回27 回44 回66 回約 8,787 円
1237.2 回35 回55 回82 回約 11,172 円
1549.8 回46 回73 回106 回約 14,932 円
2072.0 回67 回103 回149 回約 21,586 円
30119.8 回113 回168 回237 回約 35,955 円

種類が 2 倍になると、回数は 2 倍よりも、少し多く増えます(5 種類で 11.4 回、10 種類で 29.3 回、20 種類で 72.0 回)。

最後の 1 種類は、いちばん重い

あと 1 種類だけ足りない状態から、それを引くまでの回数です。毎回、その 1 種類が出る確率は 1 / n なので、平均はちょうど n 回です。

種類平均半分が出る9 割が出る99% が出る
55.0 回4 回11 回21 回
1010.0 回7 回22 回44 回
2020.0 回14 回45 回90 回

10 種類のうち 9 種類を持っているとき、あと 1 種類のために、平均で 10 回。ただし、9 割の人でも 22 回、運が悪いと 44 回かかります。「あと 1 つだから、すぐ出る」とは、限りません。

コンプリートセットは、いつ得か

セットの値段が、「平均の金額」より安ければ、平均では、セットが得です。ただし、平均より運が悪い人(9 割の人が揃う回数まで回す人)は、平均より大きく払います。たとえば 10 種類を 1 回 300 円で集めるとき、平均は約 8,787 円、9 割の人が揃うまでは 44 回(13,200 円)です。

もう半分持っているときは、話が変わります。10 種類のうち 5 種類を持っていると、残りは平均 22.8 回(約 6,840 円)です。「最初から全部そろえる前提」のセットの値段と、「いま足りない分」の値段は、別に比べてください。この計算機の「もう持っている種類の数」に入れると、その分を出せます。

しくみ

「いま c 種類持っている」とき、1 回で新しい種類が出る確率は、(n − c) / n です。持っている種類が増えるほど、新しいものは出にくくなります。最後の 1 種類を引くのに、平均で n 回かかります。

平均の回数は、n × (1 + 1/2 + 1/3 + … + 1/残りの種類数)。「9 割の人が揃う回数」は、1 回ずつ確率を進めて、揃った確率の合計が 90% を超えた回数です。式を足し引きせず、1 回ずつ進めているので、種類数が多くても、桁があふれません。

計算の正しさは、別の方法でも確かめました。5 種類で、コンピューターで 20 万人ぶんを実際に引かせたところ(平均 11.41 回、半分が 10 回、9 割が 18 回、99% が 28 回)、この計算機の答えと一致しました。

この計算が当てはまらないとき

1 つだけ欲しいとき、天井があるときは、ガチャの当たり確率・天井計算機が使えます。

コンプリートセットを買う場合の話は、メタモンのチャームを買った記事にあります。