広告の間隔を、回数ではなく時間で測る
すし積む 開発の記録 / 2026年10月
すし積むには、一戦が終わって次の一戦に移る「区切り」で、広告を一本挟める仕組みがあります。最初は「5プレイに一本」にしていましたが、翌日、回数ではなく時間で数えるように変えました。その理由と、変えたあとの動きの記録です。
いまのサイトでは、広告はまだ出していません(広告の読み込み先を空にしてあります)。ここに書くのは、出すときのために先に組んでおいた仕組みの話です。
最初の決め方:5プレイに一本
9月7日の最初の版では、広告は「5プレイごとに一本、「もう一丁」の前に挟む。最初の1プレイは出さない」にしました。第一印象を損ねないように、最初の一戦だけは必ず見逃す、という考えです。広告の読み込みは、CrazyGames・Poki・Google の三つのどれで動いているかをゲーム自身が見分けて、SDK があればそれを使い、無ければ素通りする作りでした。
合っていなかった理由
翌9月8日、この数え方をやめました。コミットに書いた理由は二つです。
- 一戦が長いと、出ない。一戦が30分にもなるので、5プレイ目は2時間半後になる。ほぼ誰もそこまで遊ばない。
- 早く終わると、続けて出る。何度も早死にしたときは、数分のあいだに何本も出てしまう。
どちらも、「回数」で数えたせいで起きます。遊ぶ人の邪魔になるのは広告の本数ではなく、広告と広告の間の時間です。そこで、数えるものを時間に替えました。
変えたあとの決まり
- 最初の一戦は出さない(前のまま)。
- 広告をまだ一度も出していない人には、2戦目の区切りで一本。
- それ以降は、前の広告から7分以上経っているときだけ、次の区切りで一本。
広告を出した時刻は、ブラウザの中(localStorage)に覚えておきます。サーバーには何も送りません。確かめた動きは、次のとおりです。
| 場面 | 広告 |
|---|---|
| 1プレイ目 | 出ない |
| 2プレイ目(広告はまだ一度も出ていない) | 出る |
| 前の広告から 1 分 / 6 分 | 出ない |
| 前の広告から 8 分 | 出る |
| 長い一戦のあと(40 分) | 出る |
前の版(5プレイに一本)のほうは、偽の CrazyGames SDK で7戦まわして、「5戦目のあと1回だけ出る」「SDK が無ければ一度も出ず、エラーも0」を確かめていました。時間式でも同じように、広告が終わったら必ず元の画面に戻ることを確かめています。
書きながら気づいたこと
「7分」をどう決めたかは、コミットには残っていません。ここは正直に、根拠は記録に無い、と書いておきます。
いちばん気になるのは、一戦の長さです。コミットにある「一戦は30分にもなる」は、あとのコミット(9月10日)に、「自動プレイでは中央値 7分半、人が遊べば30分」と書かれていました。つまり、30分は見立てで、実際に測った数字ではありません。自動プレイの 7分半(穴子の記事の 7.7 分)のほうが測った値です。
しかも、9月10日にゲームの一戦は半分の長さに変わりました(穴子の記事の「その後」)。そのため、前の表は古くなっています。計算し直すと、こうなります(自動プレイの一戦は、7.7分の半分で約3.8分と置きました)。
| 一戦の長さ | 5プレイに一本(旧) | 7分に一本(新) |
|---|---|---|
| 約3.8 分(自動プレイ、半分にしたあと) | 約19分に一本 | およそ2戦に一本 |
| 約15 分(「人は30分」の半分) | 約75分に一本 | 毎戦 |
人の一戦の長さは、いまも測っていません。7分が長いのか短いのかは、これが分からないと決められません。広告を出す前に、一戦の長さを測るほうが先です。
分かったこと
回数で数えると、遊び方で広告の頻度が大きくぶれる。時間で数えれば、ぶれない。
ただし、時間に変えたからといって、頻度が適切になったわけではありません。7分が長いのか短いのかは、人の一戦の長さが分からないと決められない、というのがいまの結論です。広告を出す準備ができたら、まず一戦の長さを測ります。
この話に出てくるもの
- すし積む(作品ページ) — 落ち物パズルのゲーム
- 穴子がデカすぎた話 — 一戦の長さを測った記録
ほかの記録
- 穴子がデカすぎた話 — 落ち物パズルの最後の一手に、どうしても届かない。勘で直す前に、自動プレイで三百戦以上の統計を取って原因を突き止めた記録。
- すし積むの番付に載らなくなった:ゲームの数字を変えて、サーバーの検算を直し忘れていた(しかも二つ) — 番付に、普通に遊んでも載らなくなった。ゲームの数字を変えて、サーバーの検算を直し忘れていた。金の桶の褒美(8,000→25,000)と、降るネタ(3種→5種)の二つ。注意書きでは守れず、同じ種で出題を比べる検査を足した。
- 押すものを六つから一つに絞った:初めての人は、どれを押せばいいか分からなかった — タイトル画面に押せるものが六つ並んでいた。初めての人に必要なのは最初の一歩だと考えて一つに絞った。iframeで保存が消える問題と、画面を離れたら止まる直しも含めた記録。
コメント
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